ユリアージュの歴史ゆらぎ肌にフランス公認のスパから

URIAGE History1

2000年以上も前から名高い「温泉水治療法」発祥の地

ユリアージュ地方には、ローマの浴場の遺跡が残っています。石碑に刻まれた守護神は、医学の神の娘、女神フュギエイア。遺跡は、今から2000年以上も前、ローマの兵士たちが戦傷を早く治そうとここにやってきていたことを物語っています。
それから長き時を経て、ユリアージュ温泉に関する最初の論文が発表されたのは1838年のこと。表題は「ユリアージュ温泉水によって治った皮膚病」。パリのサン・ルイ病院(Hospital Saint-Louis)で教育を受け、インターンとして勤務するジュール・ヴェルフラン・ジェルディ(Jules Vulfranc Gerdy)が著わしました。
その論文をきっかけに、ナポレオン三世の時代に温泉設計が建設されます。ユリアージュ温泉水は皮膚の治療に使われ、温泉療法が流行しました。1877年には、フランス政府厚生省が、ユリアージュ温泉水の有権者(サン・フェレール伯爵)にユリアージュ温泉水を医療目的の為に広く一般的に利用する権利を認めます。
こうして、ユリアージュ温泉の名はフランス中に知れ渡ることになるのです。

浴場の石碑

URIAGE History2

ココ・シャネルも訪れたフランス随一の温泉施設

近代になると、デザイナーのココ・シャネルや文豪コレットなど一流の文化人がユリアージュを訪れました。
フランスの雑誌『皮膚科学年報』を創刊したドワヨン博士は、50年以上もユリアージュ温泉で治療にあたったといわれています。
また、1977年創設のユリアージュ温泉水文学リューマチ学病院は、グルノーブル大学院の水文地質学講座と連携し、フランス水治療研究所を併設しています。

デザイナーココシャネル、文豪コレット

URIAGE History3

森と温泉と澄んだ空気と…、安らぎに満ちた楽園のようなスパ

現在も尚、ユリアージュ温泉は、アルプス山系のミネラル豊富な奥地を流れ、層をなす水晶の岩間を蛇行し、ミネラル塩と微量元素を豊かに含んだまま湧き続けています。
岩に開けた300メートルの坑道から直接汲み出される温泉水は、空気に触れることなく汚染からも守られており、皮膚病治療の温泉としてフランスで第一級の評価を受けています。リラクゼーションスポットとして人気のユリアージュ村は、人と自然が調和する美しい景観も魅力のリゾート。
訪れた人々は、肌のお手入れや日々の治療のほかに、趣味やレジャーを楽しむこともでき、4月~11月のハイシーズンには、 毎年8000人以上の温泉治療客に加え、観光客や家族連れで賑わいを見せています。

温泉水が湧き出る滝